夏季五輪の東京での開催が決まったのが2013年。
その後の感染症の世界的大流行で開催が1年延期し、リモートワークによる働き方の変化により、予想が難しい社会現象となりました。
世の中が目まぐるしく変化する中で、ウェブ上での情報活用はより重要度を増し、ChatGPT、Bing等のAI(人工知能)の活用をはじめ、技術は更に進化し続け、私たち生活にとってより身近なもの、そしてITが無くてはならないものとなりました。
実際には、変化のスピードが劇的に加速しただけで、今回のパンデミックによってある種のテクノロジーの変化のスピードが早まっただけなのかもしれないとも思っています。
日本は、人口が年々減少しており、それにともなって生産年齢人口も減っているので、自動化やロボットに対するニーズは今後ますます大きくなっていきます。
ただ、AIは非常に得意な分野がある一方、「10年後は、49%の仕事がAIに代替される可能性がある」という研究結果が発表されたことがあることからわかるように、深いコミュニケーションを必要とする仕事や、クリエイティブな活動は大変苦手です。
これらは人間にしかできない強みなのではないでしょうか。
「AIにできないスキル」「将来の危機に対処するために重要な方策」である、コミュニケーション力は、私たちが機敏に動ける社会を形成する上での利点でもあり、脆弱性にもなり得ます。
インターネットを活用することで地球上のあらゆる人とモノが繋がったネットワークによってますます強固なものとなったテクノロジーが、未来を見据える手助けになればと考えています。